世界で最も人気のあるスポーツの原型
エドワード・ムーアという人は、『サフォークの語句』という本のなかで、サフォーク州で行なわれていた、穏やかなタイプのキャンピングを紹介しています。
ムーアによると、このキャンピングは、およそ140~180メートル離れて立つ、幅10メートル程度のゴールとゴールとのあいだで行なわれました。
1チームの選手は10~15人で、双方の選手は競技場の中央で列になって対面します。
そこへ1人の中立の観客がやってきて、ボール(クリヶットのボールと同程度の大きさであった)を上空高く投げ上げると、ゲーム開始です。
ボールをゴールにもち込んだり投げ入れたりして得点するのがこのゲームの目的であるので、ボールを獲得した選手は味方の援助を受けながら相手選手のタックルをかわして、ゴールを目指して走っていきます。
ボールをもっている選手は、敵に捕まったり押え込まれたりしたらボールを味方の選手に投げて渡さなければならないのですが、ボールを手渡しすることは禁止されています。
・・・このようなプレーを繰り返しながら、ゴールが決まると得点が与えられ、得点が7点ないし9点になると試合は終わりになります。
通常、試合終了までには2、3時間を要したといいます。
まだサッカーユニフォームはありませんでしたが、このゲームはサッカーの原型になっていると考えられます。