映画の歴史・・・その7
1940年代から50年代にかけてアメリカで続出した実験映画をアンダーグラウンド映画と言います。
60年代以降の作品も含め、"ニュー・アメリカン・シネマ"とも呼びます。
同時代のビート族が展開していた運動、すなわち既成芸術に対する反抗や実験活動と深いつながりをもちます。
特徴としては、映画産業からの独立を志向する反商業的姿勢、既成の社会的、芸術的価値観に対する反発、作家個人の主観性に重きをおいた視点などがあげられます。
また、映画それ自体の特性も探求しました。
代表的な作品にマヤ・デレンの『午後の網目』、ケネス・アンガーの『花火』などがあります。
【赤狩り】
アメリカでは第二次大戦後、映画界から共産主義者を追放しようとする動きが活発化し、1947年から54年にかけ、共産主義の浸透度を調査するため、多くの映画人が議会の非米活動委員会に召喚されました。
その結果、鋤人以上がブラックリストに載せられ、映画界を追われることになった。
なかにはエドワード・ドミトリク監督のように、証言を拒否して入獄した者もいます。