映画の歴史・・・その6
ネオ・レアリズモは1940年代から50年代初期にかけ、イタリアで興隆した新しい映画運動です。
政治や社会を直視し、現実の真の姿をとらえようとしました。
ファシスト政権が課した芸術的制約に対する反動として生まれるが、戦時から戦後にかけての厳しい社会・経済状況も、誕生の大きな要因となっています。
事実や日常的出来事に題材を求め、俳優も素人を起用し、ロケーション方式で撮っていくところに手法的特徴があります。
代表的作品にロベルト・ロッセリー二の『無防備都市』(45)、ヴィスコンティの『揺れる大地』(47)、ヴィットリオ・デ・シーカの『自転車泥棒』(48)などがあり、内外の映画人に大きな影響を及ぼしました。