映画の歴史・・・その5
プロパガンダ映画は観客を特定の方向へ導くことを目的とした映画です。
政治的意図のもとに製作され、国威発揚や戦意高揚などのために利用されることが多いです。
この種の作品がもっとも影響刀を発揮し、量産されたのは、各国間の対立が深まった1930年代後半から第二次世界大戦期にかけてでした。
ドイツでは『意志の勝利』(35)や『ユダヤ人ジュス』(40)、『勝利の歴史』(40)など、ナチズムや反ユダヤ主義ドイツ軍の偉大さを宣伝する各種のプロパガンダ映画が精力的に製作され、アメリカでも『われらなぜ戦うか』(42~45)シリーズや『汝の敵、日本を知れ』(44)など、連合軍の正当性を訴える作品群が世に送り出されました。