映画の歴史・・・その4
映画に色を施す試みは草創期からなされています。
たとえば、19世紀末から1920年代にかけては、撮影が終わってから、白黒フィルムに着色するという方法がよくとられていました。
だが、本格的な色彩映画が登場するのは、30年代に入ってからです。
先行したのはアメリカでした。
まず、32年、3原色を3本のフィルムに分解感光させる"テクニカラー方式"が開発されます。
劇映画では『虚栄の市』(35)が最初で、ほかに『風と共に去りぬ』(39)などにも用いられました。
ついで52年、一本のネガで3色を感光させる"イーストマンカラi方式"が誕生します。
前者より扱いやすかったため、以降、こちらのほうがカラーの主流となっていきます。